ももスタで、初めての Claude Code のイベントでした
11月7日(土)の夜、岡山市北区のももスタ(ももたろう・スタートアップカフェ)で「Okayama | Claude for Business Hackathon」が開かれました。
7月の東京から、渋谷・福岡・気仙沼と開いてきた Claude Community のハッカソンです。岡山では初めて。ももスタで Claude Code のイベントをやるのも、今回が初めてでした。
テーマは「社内課題解決」。自分の職場で困っていることを持ち寄って、Claude Code で1時間のうちに「動くもの」を作り、発表します。プログラミングの経験は問いません。
当日の様子は、ラピットくんの「AppTalentHub ニュース」でも紹介しています(約1分)。

参加は20人ほど。土曜の夜に、ノートPCを持って集まってくれました。
主催は Claude Community で、進行は 平川知秀さん(株式会社en-gine/Anthropic Community Ambassador)。株式会社AppTalentHub は、会場の調整と集客、当日のメンターとして協力しました。メンターとして、岡山在住の Anthropic Community Ambassador の柳 翔さん、岡山出身の赤木さん、僕が会場を回りました。
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1時間で、こんなものが動きました
18:35 から60分が、作る時間。19:35 から発表です。
発表は7つ。全部、その場で動かしながらの発表でした。順に紹介します。
自分の会社が、ネットでどう見えているかを「偏差値」で出す
最初の発表は「ネット広報 偏差値チェック」。会社名を入れると、ネット上での見え方を分析して、総合ランクと参考の偏差値を返します。

結果の画面では「A」「66」。「難関大学レベル」と出ます。
面白かったのは、同じ名前の会社を数えるところです。全国に同じ名前の会社が何社あって、そのうち県内に何社あるか。お客さんがあなたの会社を探したとき、ほかの会社と取り違えているかもしれない、と教えてくれます。
広報の相談の入口として、そのまま使える形です。
9問で先延ばし癖を診断して、自分のサービスにつなぐ
2つ目は「先延ばし癖診断」。9問に答えると、型が出ます。

たとえば「マルチタスク・フリーズ型」。資料を作りながらメールを返して、そのあいだに別の案件が気になる。ブラウザのタブは常に20個以上。全部同時に進めようとして、全部止まる。
あ、これ知ってる。
結果の下には「今日からできる一手」。「今やる1つ」以外のタスクを紙に書き出して、画面から消す。25分だけそれに集中する。
で、ここからが本題で、診断の結果から、発表した方が自分でやっている先延ばし解消サービスのページにつながります。診断を入口にして、自分のサービスまで連れていく。しかも、1時間で Netlify に公開まで済ませていました。
会議に入ってきて、呼ばれたときだけ話すAI「ハヤト」
3つ目は、オンライン会議に参加者として入ってくる AI です。名前は「ハヤト」。

ふだんは黙っていて、「ハヤト、〜」と名前を呼ばれたときだけ話します。公開されている情報を調べて声で答えて、出典のリンクを会議のチャットに貼る。「静かに」と言えば黙ります。
発表では、会場で実際に呼びかけて、ハヤトが声で答えていました。
Windows の「長すぎるパス」を探して、短くする
4つ目は、Windows のファイルの道具です。

Windows には、ファイルの場所(パス)の長さに上限があります。フォルダを深く掘っていくと、ある日コピーできない、開けないファイルが出てくる。
この道具は、上限の文字数を決めて長いパスを探し、フォルダ以下をまとめて短くします。元に戻すボタンと、深い場所に短い入口を付けるボタンもあります。
これ、僕も何度も当たっています。アプリをビルドしたら、パスが長すぎて止まった、とか。会社の共有フォルダで困っている人は、多いと思います。
「その修繕見積、適正価格ですか?」
5つ目は、ビル・アパート・一棟マンションのオーナー向けのサービスのページです。

大規模修繕の見積もりを、オーナーの立場で比べて査定する。相見積もりの取得と比較、見積書の金額チェック、工事中の品質の確認。自分の事業の説明を、1時間で1枚のページにしていました。
AI の「係」がいる会員ポータル
6つ目は、会員向けのポータルのトップ画面です。会員名や数値はすべてダミーで作っていました。

AI の最新情報、講座のアーカイブ、自社の AI 活用レベルが1つの画面で見られる。真ん中には、キャラクターの「AI係」に質問できる欄があって、「勉強会の申込方法は?」「社内のAI利用ルールの作り方」のような質問の候補が並んでいます。
ロゴの画像から、3Dプリンターのチャームを作る
最後は、ロゴの画像からキーホルダーのようなチャームを作る道具です。

ロゴの輪郭を抜き出して、角度、四角か丸か、穴の大きさを決めると、3Dプリンターで出せる CAD のデータを作ります。発表のときは、ちょうどそのデータを作っているところでした。
講評は、3人とも同じメッセージでした
最後に、平川さん、柳さん、僕の3人で全体の講評をしました。

話した言葉はそれぞれ違いますが、言いたいことは同じでした。
まず、岡山のレベルが高い。 1時間で7つ、全部その場で動いていました。公開まで済ませた人もいます。
それから、「これができる」という技術は、AI によって意味がなくなった。 コードが書けるかどうかで差がつく時代は、もう終わっています。今日7つを動かしたのは、自分の仕事の困りごとを知っている人たちでした。
なので、どんどんチャレンジしてほしい。
次の回は、12月8日(火)
柳さんが、12月8日(火)に「Claude Workshop in Okayama」を開きます。

- 日時:12月8日(火)18:00〜19:30
- 内容:「AIに何を任せ・何を握り・何を目指すか」を整理するミニワーク、ミニ座学、Claude の体験
- 会場:ももスタ(Wonderwall)/定員20名/参加無料
- 持ち物:ノートPC
申し込みは、柳さんの X(@kakeru_yanagi) で受け付けています。

自分の会社でもやってみたい方へ
今回は、1時間で7つ動きました。ただ、会社で使い続けるところまで持っていくには、もう少し時間がかかります。どの仕事から AI に任せるか、社内のルールをどうするか。
株式会社AppTalentHub では、企業・団体向けに、自社の仕事を題材にした AI の研修を行っています。
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開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | Okayama|Claude for Business Hackathon(Opus 5.5 Build Day) |
| 日時 | 2026年11月7日(土)18:00〜20:30 |
| 会場 | ももたろう・スタートアップカフェ(岡山市北区駅前町1-8-18 2階) |
| テーマ | 社内課題解決 |
| 主催 | Claude Community |
| 進行 | 平川 知秀(株式会社en-gine/Anthropic Community Ambassador) |
| 協力 | 株式会社AppTalentHub(会場の調整・集客・メンター) |
| メンター | 柳 翔(Anthropic Community Ambassador)/赤木さん/宮崎 翼(株式会社AppTalentHub) |
| 発表 | 7件 |

