DX戦略指針

株式会社AppTalentHubのDX戦略指針です。AI・ノーコード技術と自社に蓄積する業務データを活用し、データに基づいて自社の業務を変革する「データドリブン経営」の方向性、具体的な方策、体制・人材育成、環境整備、指標、情報発信、そしてセキュリティへの取り組みをまとめています。

Mission

未来を見せて、始める。

言葉だけでは進まない挑戦を、データとAIで見える形に変える。まず自社の経営からデジタル変革を実践し、少人数でも大きな成果を生み出す。


(1)企業経営の方向性

データドリブン経営による少人数・高生産性の実現

当社は、少人数の組織でありながら、AI・ノーコード技術と自社に蓄積する業務データを最大限に活用することで、大企業に匹敵する生産性と意思決定スピードを実現する経営を目指します。勘や経験に依存した従来型の運営から脱却し、データに基づいて業務改善と経営判断を行う「データドリブン経営」を組織文化として定着させることを、経営の方向性の中核に据えます。

Company as a Filesystem による経営基盤

全社の情報・プロセス・意思決定を構造化データ(Markdownファイル群)として一元的に蓄積・管理する独自の組織設計「Company as a Filesystem」を実践します。蓄積した業務データをAIエージェントが解析できる形で整備することで、人間とAIが協働して業務を遂行し、属人化を排した透明性の高い経営を実現します。

情報処理技術の活用方向性

Claude API・Gemini API等のAI技術とノーコード・ローコードツールを自社の業務プロセスに組み込み、ドキュメント作成・データ分析・定型業務を継続的に効率化します。GitHub・Google Workspace・各種SaaS・クラウドインフラ(Firebase・Cloudflare等)を全社的に活用し、場所を問わず効率的かつセキュアに自社業務を遂行できる環境を整備します。


(2)企業経営及び情報処理技術の活用の具体的な方策(戦略)

当社は、自社業務のデジタル変革を、以下のデータ利活用の具体的方策によって進めます。

① 案件・顧客データの一元化と分析による経営判断

CRM(顧客フォルダ+連絡先マスタ)に蓄積した商談・受注・稼働データを定期的に分析し、受注確度の高い案件類型・注力すべき領域・リソース配分を、データに基づいて判断します。限られた人的資源を最も成果の出る案件に配分し、受注率と稼働効率を高めることを目的とします。

② 業務プロセスデータのAI解析による業務改善

「Company as a Filesystem」に蓄積した日次の業務記録・意思決定ログを構造化データとして保持し、AIエージェントが解析します。これにより業務のボトルネックを可視化し、プロセス改善の打ち手をデータに基づいて立案・実行します。

③ 定型業務の自動化と効果のデータ計測

RPA・iPaaS・AIにより自社の定型業務(資料作成・データ入力・問い合わせ対応等)を自動化し、自動化率・削減工数を継続的にデータで計測します。計測結果をもとに自動化対象を拡大し、従業員を高付加価値業務へシフトさせます。


(2)① 戦略を効果的に進めるための体制・人材育成

DX推進体制

代表取締役の宮崎翼がCDO(最高デジタル責任者)を兼任し、経営の意思決定と自社のDX推進を一体的に主導しています。外部パートナーやAIエージェントを含むハイブリッドな推進体制により、少人数でも高い推進力を実現しています。

人材の育成・確保

デジタルスキル標準を参照した人材要件の明確化を行い、AI・ノーコード技術を中心とした社内のスキル向上に取り組んでいます。継続的なリスキリングにより、全社員がデータとAIを業務で使いこなせる状態を目指しています。

外部リソースの活用

AIツール(Claude・GitHub Copilot等)を全社的に活用するとともに、専門領域においては外部パートナーとの協業により、組織能力を補完・拡張しています。


(2)② 最新の情報処理技術を活用するための環境整備

AI活用基盤の整備

Claude API・Gemini API等の最新AI技術を自社の業務プロセスに統合し、コード生成・ドキュメント作成・データ分析等を効率化しています。AIエージェントによる保守・運用の自動化にも取り組んでいます。

開発・業務環境の標準化

React・TypeScript・Vite・Next.js等のモダンな技術スタックを標準化し、GitHubによるバージョン管理と継続的インテグレーションを実施しています。

クラウドインフラの活用

Firebase・Cloudflare等のクラウドサービスを活用し、スケーラブルかつセキュアなインフラ環境を構築しています。

ナレッジマネジメント(データ蓄積基盤)

「Company as a Filesystem」の設計原則に基づき、全社の知識・プロセス・意思決定をMarkdown文書(構造化データ)として体系的に蓄積・管理し、AI解析による組織知の活用を促進しています。


(3)指標

DX戦略におけるデータ利活用の取組を測る指標として、以下を設定しています。

  • 業務自動化率:AI・RPA・iPaaSの導入による自社の定型業務の自動化比率(前年比向上を目標)
  • データ活用件数:自社蓄積データのAI解析を経て実施した業務改善・意思決定の件数(増加を目標)
  • 一人当たり生産性:売上高 ÷ 従業員数(自動化・データ活用による生産性向上の成果指標)
  • 業務処理リードタイム短縮率:主要な社内業務プロセスの所要時間の短縮率

意思決定機関による承認

当社は取締役会を設置していない株式会社であり、会社法上の意思決定機関は株主総会です。本DX戦略は、代表取締役 宮崎翼が起案し、株主総会の決議をもって承認・決定しました。


SECURITY ACTION

AppTalentHubは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のSECURITY ACTIONの趣旨に賛同し、情報セキュリティ対策に積極的に取り組んでいます。

当社の取り組み

情報セキュリティ基本方針を策定し、個人情報保護法(2026年改正対応)を含む法令遵守のもと、情報資産の分類管理(極秘・社外秘・社内限定)、アクセス管理、インシデント対応手順の整備を行っています。定期的なセキュリティ監査を実施し、継続的な改善に努めています。


(4)代表者メッセージ(情報発信)

実務執行総括責任者である代表取締役の宮崎翼は、本DX戦略指針において、以下のとおり経営ビジョンとDX戦略を自ら対外的に発信しています。

【経営ビジョン】
当社は、少人数の組織が大企業に匹敵する生産性を発揮できることを、自らの経営をもって証明します。AI・ノーコード技術と自社に蓄積する業務データを最大限に活用し、勘や経験ではなくデータに基づいて意思決定する「データドリブン経営」を追求します。

【DX戦略】
経営ビジョンの実現に向け、以下3つの柱で自社のDXを推進します。

  • Company as a Filesystem による全業務の構造化データ化と、AIエージェントによる解析・業務改善
  • CRMに蓄積した案件・顧客データの分析に基づく経営判断とリソース配分
  • RPA・iPaaS・AIによる定型業務の自動化と、自動化率・削減工数のデータ計測に基づく継続改善

代表取締役自らがCDO(最高デジタル責任者)として先頭に立ち、データドリブン経営による自社変革を主導しています。

AppTalentHub株式会社 代表取締役 宮崎翼