「建設業界に特化したノーコード開発事例ってどんなものがあるの?」そう疑問に思っている方もいるかもしれません。今回は、日本の建築設計を牽引する株式会社日建設計が、BubbleとAirtableを組み合わせて開発した画期的なプラットフォーム「Circular Idea Catalog(サーキュラーアイディアカタログ)」をご紹介します。
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「廃棄物ゼロ」を目指す画期的なプラットフォーム
日建設計が2024年に発足した「Circular Design Collective」は、「建築・土木業界から廃棄物の概念をなくす」という壮大なミッションを掲げ、循環型建築の実現を目指しています。その活動の第一弾として開発されたのが、この「Circular Idea Catalog」です。
このカタログは、循環型建築のアイデア、事例、そして協業可能な外部専門家情報といった、通常ではアクセスしにくいノウハウを一元化し、建設業界全体での情報共有と実践を促進することを目的としています。

Bubble + Airtable で実現する建設業界のDX
日建設計が「Circular Idea Catalog」の開発にBubbleとAirtableというノーコードツールを採用したことは、建設業界におけるDXの可能性を大きく広げる事例と言えるでしょう。
- Bubbleは、複雑なWebアプリケーションをコードを書かずに開発できる強力なプラットフォームです。直感的なインターフェースと豊富な機能により、迅速なプロトタイピングとスケーラブルなアプリケーション構築を可能にします。
- Airtableは、スプレッドシートの柔軟性とデータベースの堅牢性を兼ね備えたツールです。情報の整理、共有、そして管理を効率的に行えるため、今回の「Circular Idea Catalog」のように多岐にわたる情報を扱うプラットフォームに最適です。
これらのツールを組み合わせることで、専門的な知識や開発リソースが限られていても、必要なシステムを迅速かつ柔軟に構築できることを日建設計の事例は示しています。
まとめ
日建設計の「Circular Idea Catalog」は、ノーコード開発が建設業界の課題解決にどのように貢献できるかを示す好例です。廃棄物ゼロという壮大な目標に向けた取り組みを、テクノロジーの力で加速させるこのプラットフォームは、まさに業界の未来を拓く存在と言えるでしょう。
この素晴らしい取り組みについて、より詳しいインタビュー記事が公開されていますので、ぜひご覧ください。
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