こんにちは、高園です。IT初心者だった私のお話、過去に沢山してきましたね。最初の記事はコチラ
仕事でパソコンを使うといっても、ほとんどが文字入力くらい。そんな私が、今やAIを駆使して日々の業務や学習までこなしているなんて、数ヶ月前の自分に言っても信じてもらえないかもしれません。
今日は、そんなIT初心者の私がAIや新しいツールと格闘し、そして「相棒」と呼べるまでの関係を築いた、最近の「発見」についてお話ししたいと思います。
スキルゼロからの挑戦!AIが「プロの先生」になった日
私は、業務でWordPress、Studio、Canva、Lernworld、Bubble、Hubspotなど、名前を聞くのも初めてだったような様々なツールに触れてきました。(実際はもっとたくさんありますが)
正直、最初は「何から手をつけていいか分からない」状態。
しかし、私にはChatGPT、そして特にGeminiという強力な味方がいました。メールやSNSの文章作成はもちろんのこと、ツールの使い方で分からないことがあれば、すかさず画面のスクリーンショットを撮り、Geminiに「これ、どうすればいい?」と丸投げするのです。
「このボタンを追加したい」「ここのデザインを修正したい」
そんな漠然とした質問にも、Geminiは「どこをどうすれば追加や修正ができるか」を具体的に教えてくれます。特にSNS運用では、戦略の相談から投稿文章の作成、ショート動画の構成や台本、さらにはサムネイルのイメージまで、都度相談しています。
「もう少し、ターゲット層に響く表現にできませんか?」 「このサムネ、もっと目を引くように修正したい」
投げかけるたびに、まるでプロのコンサルタントが隣にいるかのように、的確な修正案が返ってくるのです。とにかく聞いて、貼り付けて、チェックしてもらう。この繰り返しで、自分一人では到底たどり着けないクオリティに仕上がっていくのを実感しています。
失敗から学んだ、AIと上手に付き合う「コツ」
もちろん、全てが順調とはいきません。AIにうまく指示を出す(プロンプト)には、ちょっとしたコツが必要です。
先日も、あるツールで設定したいことがあり、何度もスクショを貼り付けては「できません」「うまくいきません」とGeminiと話し合っていました。しかし、いくら質問しても一向に解決しません。
なぜか?
根本的な原因は、私自身の「思い込み」と、Geminiの「最初の回答ミス」でした。

私は「この方法でできるはずだ」と思い込み、Geminiも私の最初の質問を完全には理解できておらず、間違った指示を出していたのです。正確には理解していたとは思うのですが、進む工程でずれていってしまった可能性もあります。
堂々巡りが続いた末、私はふと立ち止まりました。 「もしかして、私がやりたいことは、この方法では実現できないのでは?」
そうGeminiに指摘してみると、「すみません。ご指摘の通り、そもそもその設定は出来ませんでした」という回答が。
この経験から学んだ、AIと上手に付き合うコツは3つです。
- 質問を変えてみる:一つの聞き方でダメなら、違う角度から聞いてみる。
- 聞き方を変えてみる:より具体的に、最終目的を明確に伝える。
- 自分でも考え、AIに指摘してみる:AIの回答を鵜呑みにせず、「こうじゃない?」と仮説をぶつけてみる。
AIは瞬間の質問には的確に答えてくれますが、私たちが進んでいる道が、最初の目的地からズレていても気づかないことがあります。上手くいかない時こそ、一度立ち止まり、最初の「やりたかったこと」に立ち返る勇気が大切だと痛感した瞬間でした。
AIは「先生」から「最高の学習パートナー」へ
そんな風に、仕事の「先生」としてAIを活用していた私ですが、最近、新たな挑戦を始めました。とある資格を取るための勉強です。
通信講座の動画やテキストだけでは、どうにも理解しづらい箇所が出てきます。そこで再びGeminiの出番です。
「この部分を、もっと分かりやすく説明して」
これだけでも十分助かるのですが、さらに強力な味方を見つけました。「NotebookLM」です。
分かりにくいテキストの箇所をNotebookLMに貼り付け、「音声にする」を実施。少し時間がかかりますが、その間は他のお勉強。するとどうでしょう。難解だった文章が、まるでラジオドラマのように生き生きとした会話文に生まれ変わったのです。「男女が会話」しながら「注意点なども説明してくれる」んです。凄いですよね!?
これなら、電車での移動中に音声で聞きながら勉強できる!

NotebookLMは、まさに「最高の教師」であり「相棒」です。 しかも、それだけではありません。「この内容でクイズを作って」と頼めば、瞬時に理解度チェックのための問題まで作成してくれます。参考書の問いにプラスしてクイズを解くことで、学習はより深く、確実なものになっていきます。
資格取得に向けては動き出したばかりですが、NotebookLMという相棒がいれば、なんだか合格できる気がしています。
IT初心者だった私が、AIというツールを手にしたことで、仕事の幅も、学習の可能性も、無限に広がっていくのを感じています。
今後も、この「最強の相棒」と発見したおすすめの活用法があれば、皆さんにお伝えしていきますね!



