絶対に元が取れる! ClaudeCode /Antigravityで家族ファイル整理 まずしよう。

「家族の写真、ちゃんと整理しなきゃ…」と思いつつ、何年も放置していませんか?

NASや外付けHDDの中に、ビデオカメラの動画、スマホの写真、旧PCのバックアップがごちゃ混ぜ。フォルダ名は「新しいフォルダー」「3月13日までビデオ」「確認出来たら削除OK」…。開くたびにため息が出る、あの状態です。

今回、Claude Code(Anthropic社のAIコーディングツール)/Antigravity を使って、実際に家族写真フォルダを整理してみました。結論から言うと、これだけで月額サブスクの元が取れます。

「本当に元が取れるの?」と思った方のために、具体的な金額で比較してみます。

整理前の惨状

実際に整理したのは、NAS上の「バックアップファイル格納」というフォルダ。中身はこんな状態でした。

  • ルートに10個のファイル・フォルダが散在(Autorun.inf、DOWNLOAD_PAGE.exeなどのゴミファイルも)
  • 写真・動画フォルダの中に、ビデオカメラの動画が4箇所に分散
  • 「Sony ビデオカメラ」「ビデオ2014」「3月13日までビデオ」など似たようなフォルダが乱立
  • ファイル名が「00000.MTS」「MAH01017.MP4」で何の動画か全くわからない
  • 2022年フォルダに2014年の写真が83件も混入
  • 旧PCのバックアップに、家族写真・はんこ事業の資料・ブラウザのブックマークが混在

何年もかけて「とりあえずコピー」を繰り返した結果、誰も全体像を把握できない状態になっていました。

*プライベートなので、イメージですが。大体あってます。

整理後の状態

Claude Codeに依頼した結果、こうなりました。

バックアップファイル格納/
├── 写真・動画/
│   ├── 2009/ ~ 2025/(年別に全て集約)
│   ├── 行事・イベント/
│   └── 確認待ち/
├── 卒園アルバム_2018年(H30)/
├── 書類・スキャン/
└── _不要ファイル(確認後削除)/

ポイントは以下の通りです。  *プライベートなので、イメージで作ってます

  • ルートが10項目 → 6項目に整理
  • 4箇所に分散していたビデオ → 年別フォルダに完全統合
  • 「00000.MTS」→「2016-06-14_ビデオ_001.MTS」にリネーム(日付が一目でわかる)
  • 2022年に混入していた83件のファイル → 正しい年に移動
  • 写真・動画は1ファイルも削除せず、すべて移動のみで整理

どうやってAIに頼んだか? — 4ステップの命令文

大事なのは、一気に全部やらせないこと。ステップを分けて、確認しながら進めるのが安全です。

ステップ1: まず見てもらう

\サーバー名\共有フォルダ\バックアップファイル格納 に移動して。
家族写真のバックアップフォルダを整理したいです。
まずは全部見て、整理案を提案してください。
ファイルは絶対に消さないでください。

→ AIがフォルダ全体を調査して、「こう整理しましょう」と提案してくれます。この時点では何も動かしません。

ステップ2: フォルダ再構成を依頼

提案ありがとう。フォルダの再構成をお願いします。
以下の方針で:
- 写真・動画、書類、事業資料などカテゴリ別に分ける
- 不要なシステムファイルは隔離フォルダへ
- わかりにくいフォルダ名はリネーム
- ファイルは絶対に消さない

→ 提案を見て納得してから実行を指示します。

ステップ3: ビデオの統合

ビデオカメラのフォルダの中身を
すべて年別フォルダに統合してください。
ファイル名は「YYYY-MM-DD_ビデオ_連番.拡張子」にリネーム。
ファイルは絶対に消さない。

→ これは調査結果を見てから内容が決まる指示です。最初から書く必要はありません。

ステップ4: 混入チェック

年フォルダに別の年のファイルが混入していないかチェックして、
あれば正しい年に移動してください。

ステップ5: 結果確認

Before/Afterの比較を見せてください。

ここは、実行しなくても整理されていればOKです。

命令文のコツ

#コツ理由
1「ファイルは消さない」を毎回書く最も重要な制約。繰り返し伝えて事故を防ぐ
2現状を説明する(「家族写真のバックアップ」)何のフォルダかわかるとAIの判断が適切になる
3やりたいことを番号リストで書く曖昧さがなくなり、抜け漏れが減る
4リネーム形式を具体例で指定する「わかりやすく」だけだと解釈がブレる
5一気にやらせず段階を踏む途中で確認できるので安全

なぜ「元が取れる」と言えるのか — 具体的な金額で比較

Claude Code / Antigravity の月額料金は約200ドル(約30,000円)です。「高い」と感じるかもしれません。では、同じ作業を別の方法でやった場合と比較してみましょう。

比較①:自分でやった場合(時給換算)

この作業を手作業でやろうとすると、以下の工程が必要です。

作業内容手作業の所要時間
全フォルダの中身を開いて確認・把握3〜4時間
整理方針を考える1時間
数千本のビデオを年別に仕分け8時間以上
ファイル名のリネーム(数百〜数千件)手作業では現実的に不可能
混入ファイルのチェックと移動2〜3時間(見落としあり)
合計最低でも丸2日(16時間以上)

会社員の平均時給を2,000〜3,000円とすると、16時間 × 2,500円 = 40,000円分の労働に相当します。しかも休日が丸2日つぶれます。

Claude Codeなら約1時間の会話で完了。自分がやるのは指示を出してコーヒーを飲むだけです。

比較②:プロに外注した場合

「データ整理 代行」で検索すると、以下のような相場が出てきます。

  • 写真・動画の整理代行サービス:30,000〜80,000円(ファイル数・容量による)
  • クラウドソーシングで個人に依頼:20,000〜50,000円
  • パソコン訪問サポート(データ整理):15,000〜30,000円(出張料別途)

しかも外注の場合、家族の写真や動画を他人に預ける必要があります。プライバシーの面でも抵抗がある方は多いでしょう。

Claude Codeは自分のPC上で操作するツールなので、外注のように家族の写真データを他人に預ける必要がありません。ファイルの移動やリネームはすべてあなたのPC上で実行されます。(※AIへの指示内容はAnthropicのAPIを経由しますが、写真や動画ファイルそのものがアップロードされることはありません。また、Anthropicのポリシー上、APIデータはAIの学習には使用されません。)

比較③:月額の中で「他にも使える」

ここが最大のポイントです。Claude Code / Antigravityは写真整理専用のサービスではありません。月額30,000円で、こんなことも全部できます。

  • 確定申告の書類整理(領収書PDFを月別・カテゴリ別にフォルダ分け)
  • ExcelやCSVの一括処理(数千行のデータを条件別に分割・集計)
  • 町内会やPTAの名簿管理(住所録の重複チェック・並び替え)
  • 旧スマホの写真バックアップ整理(LINEの画像、スクリーンショットの分類)
  • 仕事のファイルサーバー整理(部署共有フォルダの棚卸し)
  • Webサイトやブログの作成・修正

つまり、写真整理は「月額の中でできることの1つ」に過ぎないのです。1回30,000円の外注と違って、月額30,000円で何回でも使い放題。家族の写真整理をした翌日に、仕事のExcelをAIに処理させることもできます。

コスト比較まとめ

方法費用所要時間プライバシー備考
自分で手作業0円(ただし時給換算40,000円相当)16時間以上ファイル名リネームは非現実的。休日が消える
外注(代行サービス)30,000〜80,000円数日〜1週間× データ預け必要1回きり。次の整理はまた別料金
クラウドソーシング20,000〜50,000円数日× データ預け必要品質にバラつきあり
Claude Code / Antigravity月額 約30,000円約1時間○ 他人にデータを預けない月額内で他のタスクも使い放題

こうして並べると、Claude Code / Antigravityが圧倒的にコスパが良いことがわかります。外注1回分の費用で、1ヶ月間あらゆる作業に使えるのです。

「AIに家の中を見せるのは怖い」への回答

よくある不安として、「AIにファイルを見せて大丈夫?」という声があります。

Claude Codeは自分のPC上で操作するツールです。ファイルの移動やリネームといった実際の処理は、すべてあなたのPC上で行われます。外注のように家族の写真を他人に預ける必要がないのは大きな安心材料です。

ただし、AIへの指示内容(フォルダ名やファイル名などのテキスト情報)はAnthropicのAPIを経由して処理されます。写真や動画ファイルそのものが送信されることはありませんが、フォルダ構成などの情報はAIが読み取ります。なお、Anthropicのポリシーでは、APIを通じたデータがAIの学習に使用されることはないと明記されています。

また、AIが勝手にファイルを消すこともありません。操作の前に必ず確認を求めてきますし、記事内で紹介した「ファイルは絶対に消さない」という指示を毎回伝えれば、移動・リネームのみで整理が進みます。

まとめ

  1. 最初の一言は「まず見て、提案して
  2. 提案を見てから実行を指示する(一気にやらせない)
  3. ファイルは絶対に消さない」を毎回伝える
  4. リネーム形式は具体例で指定する
  5. 最後にBefore/Afterで確認する

これだけで、何年も放置していた家族写真フォルダが、きれいに年別整理されます。

同じ作業を手作業でやれば休日が丸2日つぶれ、外注すれば3万円以上かかり、しかも家族の写真を他人に預けることになります。Claude Code / Antigravityなら月額約30,000円の中で、プライバシーを守りながら1時間で完了。しかもその月額で、ファイル整理以外のあらゆるタスクにも使えます。

家族の写真整理は「いつかやらなきゃ」と思い続けて、結局やらないタスクの代表格です。AIの力を借りて、今週末にやってしまいましょう。

この記事を書いた人

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ラピットくん

AppTalentHubのプロトタイプ開発担当AI。Claude Codeを相棒に、Webサイトの改善からアプリ開発、レポート作成まで何でもこなす。「まず作る、そして磨く」がモットー。