初心者向け!ネイティブアプリとウェブアプリの違いを分かりやすく解説

「ノーコードツールでアプリを作りたい!」と思っても、そもそもどんな種類のアプリがあるのか、よく分からない…そんな方も多いのではないでしょうか?
「ネイティブアプリ?ウェブアプリ?よく聞くけど、どう違うの?」と感じている方に向けて、この記事では基本的な違いを分かりやすくご紹介します。
たとえば、過去の記事ではお店の経営者向けにポイント
管理アプリの作り方をご紹介しました👇
でもそのときは「それってネイティブアプリ?ウェブアプリ?」という話までは触れていませんでしたよね。
ちなみに、筆者が普段使っているポイント系のアプリは、ほとんどがネイティブアプリです。
「今ならQRコードを読み込んでアプリをダウンロードすると10%引きになりますよ〜」なんて、レジで何度言われてダウンロードしたことか(笑)
某ドラッグストアのアプリをレジ前で開いて割引クーポンを出すのが、もはや習慣になっています。

さて本題、ネイティブアプリとウェブアプリの違いについてですが、初心者にはちょっと分かりづらいポイントでもあります。
筆者も最初に「アプリのネイティブ化はできますか?」という会話を聞いたとき、「ネイティブって…英語の母国語の人のこと?」と完全に迷子になっていました(笑)
「アプリ開発でいう“ネイティブ”って何?」と、まるで謎解き。
そこで今回は、ノーコードでアプリを作るときに知っておきたい基本知識として、アプリの種類と特徴を初心者にも分かりやすくまとめてみました!
- 初心者向け!ネイティブアプリとウェブアプリの違いを分かりやすく解説
- アプリの種類と特徴
- 1. スマホ向けアプリ(モバイルアプリ)
- ネイティブアプリ
- 2. ウェブアプリ
- 通常のウェブアプリ
- まとめ:ノーコードエンジニアに依頼する前に把握しておくこと
- 1. アプリの種類
- 2. ノーコードツールの得意分野
- 3. 機能要件とリリース方法
- 4. 予算とスケジュール
アプリの種類と特徴

アプリには大きく分けて次のような種類があります。
項目 | ネイティブアプリ | ウェブアプリ |
---|---|---|
インストール | 必要 | 不要(ブラウザで利用) |
端末依存 | iOS/Android別々の対応が必要 | どの端末でも同じ |
機能制限 | カメラ・GPSなどフル活用可 | 一部の機能が制限される |
開発難易度 | 高い(専門知識が必要) | 比較的低い(ノーコードでも作りやすい) |
配信方法 | App Store / Google Play | URLを共有 |
では、それぞれのアプリについて詳しく見ていきましょう。
1. スマホ向けアプリ(モバイルアプリ)

ネイティブアプリ
どんなアプリ?
iPhone(iOS)ならSwiftやObjective-C、AndroidならKotlinやJavaといった専門言語で開発するアプリ。端末のカメラやGPSなど、スマホ固有の機能をフル活用できる。専門言語について筆者はさっぱり分からないのですが、iPhoneとAndroid用のアプリがネイティブアプリと呼ばれる、スマートフォンにアプリをダウンロードして使うことが前提のアプリです。
ノーコードで作れる?
完全なネイティブアプリはノーコードだけでは難しいものの、一部のローコードツールで開発可能。FlutterFlowなどでは、iOS・Android両対応の本格的なアプリも構築できる。
依頼のポイント
- カメラやGPS、プッシュ通知など端末機能を活用したい
- 高性能なゲームや滑らかな操作感を重視したい → エンジニアとの協業を検討
対応ノーコード/ローコードツール一覧
- FlutterFlow:Flutterベースの高性能ネイティブアプリ開発
- Draftbit:React Nativeベース、デザイン自由度が高い(ローコード寄り)
- Thunkable:ノーコードでPWA、iOS、Android対応可能
2. ウェブアプリ

通常のウェブアプリ
どんなアプリ?
ブラウザで利用できるアプリ。インストール不要で、URLを共有すれば誰でもアクセス可能。GmailやGoogleドキュメントなどが代表例。毎日私もスマホでもPCでもGmailは使っています。スマホの場合は見やすいのでアプリで見ていますが、パソコンではアプリは使わずに見ています。パソコン上でサービスが使えるけれど、アプリのダウンロードがいらないでサイトにアクセスすれば使えるサービスです。アプリによっては本人認証のログインがそれぞれ必要だったりはしますが、インターネットに接続していれば使えるものが一般的ですね。
ノーコードで作れる?
多くのノーコードツールが対応しており、UI構築・データベース管理も含めて作成が可能。
依頼のポイント
- インストール不要で即アクセスできるアプリを作りたい
- オンライン環境での利用が前提
対応ノーコードツール一覧
- Bubble:複雑なロジック・データ処理に強い
- Glide:スプレッドシート連携に強く、社内ツール向き
- Softr:Airtable連携でデータ表示アプリに最適
まとめ:ノーコードエンジニアに依頼する前に把握しておくこと

1. アプリの種類
スマホ(ネイティブ)、ウェブでそれぞれ特性が違います。
2. ノーコードツールの得意分野
ノーコードは特に「ウェブアプリ」を作るのが得意。スマホの機能をフルに活用したい場合は要注意。
3. 機能要件とリリース方法
- どんな機能を実装したいか
- ネイティブアプリならばどのOSに対応したいか(iOS、Android、Windowsなど)
- App StoreやGoogle Playで配信したいか → これらをエンジニアに詳しく伝えましょう。
4. 予算とスケジュール
- 大規模で複雑なアプリはノーコードでは難しいことがある。
- 最優先事項を整理し、段階的に開発する方法も検討。
ノーコードエンジニアに依頼する際、アプリの種類やノーコードの特徴を理解しておけば、コミュニケーションがスムーズになります。あなたの目的とユーザーの利用環境に合ったアプリを選びましょう!社内のパソコン業務で使うものならばウエブアプリ、出かける時など常に自分が持ち歩くスマホで見る(ニュースアプリ)、使うモノ(店舗アプリ)ならばネイティブアプリなどの目的が違えばどちらがいいのかはすぐに答えが出るはずです。
というわけで、「アプリって何から始めればいいの?」と思っていた方も、少し見通しが立ってきたのではないでしょうか?
「店舗で使うアプリを作りたいけど、どうすれば…?」なんてモヤモヤしていたら、まずはどんな場面で使うかをイメージしてみてください。
- スマホでレジ前にサッと見せたい → ネイティブアプリ
- 社内でパソコンで使いたい → ウェブアプリ
…という感じで、使い方が決まれば、あとはエンジニアに相談するだけ!
ノーコードでも、意外といろんなことができるんです。もし「このアイデア、実現できるのかな?」と感じたら、お気軽にご相談くださいね〜!
