【補助金でDX加速】最大2億円!ノーコード開発にも使える東京都の大型支援制度とは?

こんにちは、AppTalentHubのツバサです。

「うちもアプリを導入したいけど、開発コストが高くて手が出ない…」

「効率化したいけど、予算が厳しい…」そんな悩みを抱えている方に朗報です。

東京都が現在募集している補助金【躍進的な事業推進のための設備投資支援事業】、これが思っている以上に「使えます」。

しかも、ノーコード開発にもバッチリ使える制度なんです。


💡どんな補助金なの?

この事業は、東京都内の中小企業が機械設備やソフトウェアを導入する費用を最大2億円(ソフトウェアのみは最大1000万円)まで助成してくれるというもの。

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、東京都内で2年以上事業を継続している中小企業等を対象に、

  • 機械設備
  • 器具備品
  • ソフトウェア

の導入費用を、最大2億円(ソフトウェア単体は最大1,000万円)まで助成してくれる制度です。

✔ 対象となる経費

参考リンク
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/setsubijosei/yakushin.html

✔ ソフトウェアに関する助成の要件

  • 助成率: 対象経費の1/2〜4/5(条件によって変動)
  • 対象額: ソフトウェア導入費 300万円以上~1,000万円以下
  • 条件: 税法上の「固定資産」として計上が必要(サブスクは対象外)

👀 つまり、BubbleやFlutterFlowなどのノーコードツールで開発するアプリでも、成果物として納品・保有できる形であれば対象になり得るということです。


📱ノーコードでの活用事例(想定)

① 営業支援アプリの内製化(FlutterFlow + Firebase)

製造業の商談・案件管理をGoogle Sheetsから脱却し、FlutterFlowでカスタムアプリを作成。顧客管理・日報入力・レポート作成をアプリ内で完結。

② 人材マッチングサービスの立ち上げ(Bubble)

自社の業界ノウハウを活かし、Bubbleで業界特化型マッチングサイトを構築。顧客からの登録→スカウト送信→契約書発行までを一元化。

③ 社内業務DX化(ノーコード×RPA連携)

チャットボット、RPA(Power Automate)との連携で、採用応募受付から書類回収、評価入力までを自動化。


💡 申請時のポイント(ノーコードとの相性)

項目内容
✅ 対象となるソフトウェアパッケージ・アドオン・既製品、または成果物として納品されるアプリ
✅ NGとなる例スクラッチ開発(申請者区分がDX推進でない場合)や、クラウド型サブスク(毎月課金のみのツールなど)
✅ 対応策外注契約や成果物納品書、仕様書などを整備し、固定資産として計上可能な形で進めること

📎 Bubbleで開発したアプリを「ライセンス買い切り」「納品契約あり」として記録し、GビズIDや事業計画書でしっかり証明できれば、十分に対象となります。

📅スケジュール感

フェーズ日程(令和7年度)
申請予約開始4/23(水) 9:00〜
書類提出4/30(水)〜5/13(火)
一次審査(書類)5月中旬〜6月下旬
二次審査(面接)7月下旬〜8月上旬
交付決定通知9月中旬
補助期間10/1〜最大1年半(2026年3月末まで)

🏢 対象企業とは?

  • 東京都内で2年以上継続して事業を行っている中小企業または個人事業主
  • 都税の滞納がないこと
  • GビズIDプライム」の取得(申請に2週間程度かかるため要注意)

✅ 各ポイントの解釈


【① 助成金交付申請額とは?】

「助成対象経費 × 助成率 = 助成金交付申請額」

つまり、ソフトウェア導入に500万円かかって、助成率が2/3だった場合は:

→ 500万円 × 2/3 = 約333万円が助成金額として申請できる上限になります。


【② ソフトウェアの対象範囲】

原則として「既製品」に限る。スクラッチ開発(フルオーダー)は対象外。

  • ✅ OK:市販されているパッケージ、アドオン、プラグイン(例:Chatwork連携機能、Salesforceアドオン)
  • ❌ NG:BubbleやFlutterFlowで*一から開発したアプリ(=スクラッチ開発)*は、申請者区分がC(DX推進)でなければ対象外

👉 つまり、ノーコードでのアプリ開発を対象にしたいなら「Ⅱ DX推進区分」で申請する必要があります。


【③ 固定資産として登録する必要あり】

クラウド利用型やサブスク型はNG。オンプレまたは買い切り型が基本。

BubbleやFlutterFlowのようなノーコードツールであっても、以下の条件を満たす必要があります

  • 開発完了後に、成果物を「固定資産」として自社で保有・管理する
  • ソフトウェアの所有権が自社にある
  • サブスクリプション課金や月額クラウドサービス契約だけでは対象外

✍️ツバサ的まとめ

この補助金制度は、東京都の中でも最大規模の1つ。

✅ ノーコード開発でも、契約や成果物の整備次第で十分対象になります

✅ 固定資産としての扱いになるよう、契約書や納品物、仕様書の整備を忘れずに

✅ サブスク契約や、単なる利用ライセンスだけでは対象外の可能性があるので注意!ノーコードでのアプリ開発や業務効率化ツールの導入を考えていた方にとっては、まさに追い風。

「技術はあるけど予算が足りない」そんな中小企業・スタートアップにはぜひ活用してほしい制度です。

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